おすすめ!2019年空気清浄機を比較してみた
はじめに
こんにちは、最近咳やくしゃみがひどくて空気清浄機の購入を検討しています。 その際に色々調べたのでまとめておこうかと思います。 私の中では、「空気清浄機といえばプラズマクラスターのSHAPE一択でしょ」と思っていました。 といってもそのへんの情報は数年前から止まっていたので一応調べてみたら勢力図が昔に比べて大きく変わってました。 こちらのまとめサイトで見てみると、まったく思っていた評価とは違いました。 上位5位までの製品を上げると次のようになっていました。
1. パナソニック 加湿空気清浄機 F-VXR70
2. 日立 空気清浄機 EP-NVG70
3.無印良品 空気清浄機 MJ-AP1
4. BALMUDA The Pure A01A-WH
5. シャープ KI-JP100
電気店で実際に聞いてみて
評価を見て数年前とはまったく違う評価なになっていたのは驚きましました。 単純な筆者は、とりあえず1位のパナソニックか2位の日立にしようかと思い実際のサイズ感を確かめに近くの家電屋に行きました。 そこでお目当ての製品を見ていると、案の定スッタフに声をかけられて空気清浄機の機能だけであれば、掃除機で有名なdysonやBlueairというブランドを勧められました。dysonのスタッフさんだったので最終的にはめっちゃdysonを勧められましたw。 上記の比較サイトでは、この2つのブランドについては言及していなかったので、比較してみました。
dyson
ダイソンは吸引力が落ちないただ一つの掃除機
でご存知だと思いますが、日本では掃除機で有名になった企業です。
サイクロン式掃除機を初めて開発・製造した会社として知られています。
ダイソンは掃除機以外にもドライヤーや扇風機そして空気清浄機を取り扱っています。
Blueair
今回初めて耳にしたblueair。スウェーデンを拠点としていて世界64か国で展開しているメーカーで、世界的に高い知名度があるそう。(そんなこと知らなかった。。。) 他のメーカーと違うのは、空気清浄機専業メーカーということ。 他のメーカーは、空気清浄機に付加価値をつけるために多くの機能付与しているがこのメーカーは空気清浄機の機能に絞って製品開発をしている。 そしてブルーエア空気清浄機は「きれいな空気の供給率」を測る世界基準CADRでNo.1を獲得しています。 Blueairについてより詳しく知りたい方はホームページやこちらの記事を見てみることをおすすめします。
世界基準CADR
Blueairが謳っている世界基準CADRでNo.1
の世界基準CADR(Clean Air Delivery Rate, クリーンエア供給率)は、米国家電製品協会が認証する空気清浄機により濾過された空気の供給量を表す指標です。
CADR値が高いほど速く空気を浄化する能力が高いことを示しています。
この基準で比較したいところですが、残念ながら日本製品がほとんど試験されていないので今回はこの基準では比較しません。
比較してみる
それでは今回比較してみるのは次の4つです。
各製品の仕様
各製品の仕様は次のとおりです。 性能はグレードによって異なってくるのでなるべく近いものを比較してみました。 よりグレードの高い製品を確認してみたい場合にはホームページの参照をお願いします。
比較項目 | dyson | Blueair | Panasonic | 日立 |
---|---|---|---|---|
本体質量(キャスターの有無) | 5.06kg(無) | 14kg(無) | 11.8kg(有) | 13.4kg(?) |
本体寸法(高さx幅x奥行) | 1,054×223x223 | 500x275x590 | 640×398×268 | 673×360×291 |
空気清浄能力 | 34畳 | 33畳 | 40畳 | 48畳 |
8畳を清浄する目安 | 22分 | 9分 | 8分 | 6分 |
騒音値 | 53㏈ | 52㏈ | 55dB | 44dB |
除去率 | PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去 | 0.1μm以上の微粒子を99.97%除去 | 0.3μmの微粒子を99.97%以上集じん | 0.3μmの微粒子を99.97%以上集じん |
加湿機能 | x | x | o | o |
アプリ操作 | o | o | x | x |
フィルター交換 | 年1回フィルター交換 | 約6カ月ごとのフィルター交換 | 約10年 | 約10年 |
空気清浄力では海外の製品のほうが性能がよかった結果となりました。 日本の製品は日本の規格(JIS Z 8122)での品質を満たす一方で世界品質でみると一歩劣る結果となりました。
最後に
品質では海外勢が一歩リードしましたが、ランニングコストを考えると難しいところです。 dysonだと1年に1回、Blueairは半年に1回のフィルター交換を必要としましたが、日本製品はどちらも10年交換が不要です。 日本製品のほうがメンテナンスが楽のように見えますが、加湿機能があるため水回りのメンテナスが大変な印象を受けました。 フィルターの交換の頻度は賛否両論あると思いますが、筆者としては10年間交換しないフィルターで空気を綺麗に保てるのかが疑問に思います。