事業計画書のまとめ方

はじめに

前回の組織体制に引き続き、最後に事業計画書のまとめ方になります。

この記事は カラー版 マンガでわかる 事業計画書のつくり方 を参考にさせて頂いています。


事業計画書の構成

事業計画書は基本的に他人に見せることが前提となります。 そのため、他人が理解しやすいように1つのシナリオになるように構成することが重要となります。 基本的なシナリオは以下のようになります。

  1. 事業の全体像
  2. どんな事業をするのか
  3. どうしてその事業が成り立つのか
  4. どのように事業を実現させるのか

上記のシナリオを具体的に事業計画書に落とすと、基本的な構成は以下のようになります。

  1. 提案者のプロフィール
  2. 提案の背景
  3. 事業コンセプト
  4. 事業理念とビジョン
  5. 商品・サービスの内容
  6. ビジネスモデル
  7. 販売戦略
  8. 収支計画
  9. 資金計画
  10. 業務プロセス
  11. 組織体制と人員計画
  12. 行動計画

伝わりやすいレイアウトを意識する

事業計画書を伝わりやすくするためのポイントとして以下の3つのポイントがあります。

  • 端的にまとめてシンプルに見せる
    • 重要なポイントを把握しやすくする
  • タイトル・メッセージ・説明の三段構成で説明
    • 書かれている内容を示し結論を先に示して説明を記載する
  • 相手が読む順番を意識する
    • 重要度の高いものから先に見せる
    • 前提->本題や時系列の順番を意識する

提案者のプロフィールをまとめる

提案者の経歴も事業計画書の重要な評価項目の1つです。 事業計画書では、以下のような項目を1枚にまとめるのが一般的です。

  • 提案者の氏名
  • 経歴
  • 代表的な実績
  • モットーなど

特に重要なのが経歴と実績になります。 マネジメント経験や営業経験などから、目標設定を達成できる人だと伝わります。